a)操作環境の設定 コマンドを実行するにあたり,そのアイコンを捜したり コマンドを打ち込むのは一苦労です。 そこで僕の操作環境は短縮コマンドを多数覚えさせ また極力アイコンを少なくし探しやすくすることにより 実行までの手間を省いています。 鉛筆をとる、定規をとるといったようなドラフターでの環境を CADでも設定すれば操作環境もよくなります。 各自、使用頻度の高いコマンドから短縮コマンドへの登録、 又アイコン位置を覚えていくことが使いやすい環境への第一歩だと思います。 これについては個人差がありますので各自いろいろと試して下さい。 *短縮コマンドは LT の場合”ACLT.PGP"、レギュラー版は”ACAD.PGP"の ファイルに登録させることが出来ます。 b)シンボルマークの活用 CADでは各DWGを貼り付ける(DDINSERT,INSERT)ことが出来ます。 例えばH形鋼の断面を各サイズ毎にファイル化しておき 必要に応じて貼り付けるという方法です。 その都度作成の必要もありませんし、また違うファイルからの コピーの手間もありません。 時間の出来た時にでも少しずつ作成していけば良いと思います。 c)外部参照機能の活用 外部参照(XREF)のメリットは、修正が出そうな図形を 多数のファイルに使う時にでます。(データの一元化) 修正が生じた時、各ファイルに貼り付けていますと そのファイルの数だけ修正の必要がでますが 外部参照ですと基のファイルを修正するだけで複数のファイルに それが反映出来て短時間で修正可能になります。 d)スクリプトファイルの実行 (SC) スクリプトファイル(拡張子SCR)を作成し、それを実行すると そのファイルにかかれたコマンドを実行します。 例えば使用用途ごとの画層設定をスクリプトで 実行するという方法もあります。 f)MENUのカスタマイズ メニューファイル(拡張子MNU)を編集することにより メニューをカスタマイズできます。 これは現状表示してあるアイコンの位置・表示を編集できるほか LISPの組込みなどが可能です。 僕は使用頻度のないコマンド等非表示にし、画面をスッキリとさせています。 g)画層フィルタの削除 画層フィルタ・・・これはある種のウイルス的存在、消しましょう! その数だけファイル容量が増え、レスポンスが悪くなります。 99BROSさんのサイトで削除するLISPを入手できます。 どうしたら作れるのでしょう?凄い!!
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