1.AutocadでStaad-proのデータ作成

○AUTOCADにて架構・集中荷重・等分布荷重・PINのデータを作成し、
 それらのデータを変換プログラムにてSTAADの解析データに変換します。

1.架構
a.部材種別毎に画層をわけて線を3D入力
 動的視点(DVIEW)を使い各通り、フロアを登録すると
 複雑な構造でも入力しやすくなります。
b.その線をクリックし、属性入力をする。(同サイズならば複数化)

        線入力     →        属性入力     →     属性書き出し (架構データ)
架構cad入力

<架構データ>
種別 ・・・線の画層より自動取得
サイズ・・・入力
材質 ・・・デフォルトでSS400が自動入力 
       (STAADデータ作成時は無視する)
角度 ・・・デフォルトで0°が自動入力 
       (90°の部材は変更)
始終点座標・・・線の座標から自動取得



2.集中荷重
a.荷重位置に属性入力

                 属性入力  →  属性書き出し (集中荷重データ)
集中荷重cad入力

                          *エクセルでの荷重集計が容易である。
                          (チェックしやすい)

<集中荷重データ>
荷重量 ・・・入力
荷重種別・・・入力
荷重位置座標・・・属性位置を自動書き出し



3.等分布荷重
a.荷重範囲を指示し、その範囲にかかる総荷重量を属性入力

          属性入力    →   属性書き出し (等分布荷重データ)
等分布荷重cad入力

                       *エクセルでの荷重集計が容易である。
                       (チェックしやすい)

<等分布荷重データ>
荷重量 ・・・入力
荷重種別・・・入力
荷重範囲・・・画面指示した座標を自動取得



4.端部のピン指定
a.PIN指示したいポイントへ属性入力

            属性入力    →   属性書き出し (端部のピン指定データ)
pinデータcad入力

<端部のピン指定データ>
荷重位置座標・・・属性位置を自動書き出し
ベクトル  ・・・2点指示より自動入力
         *ベクトルよりPINにしたい部材を
          プログラムが判断する



5.変換プログラムより出力されたファイルのサンプル

     JOINT,MEMBERを表示したCADモデル                 出力されたSTAADPROデータ

CADデータ




6.データ変換リスト及び出力ファイルリスト

データ変換リスト


出力ファイルリスト

              出力されたSTDファイルに解析する荷重の組み合わせを付加し
              解析へと進みます。


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